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2025年5月12日
住宅の外壁塗装は手塗りが一般的です。
デジタル化やAIがどんどん広がってきていますが、外壁塗装のような手仕事はAIに奪われることはありません。
凄い未来にはロボットでオートメーション化することもあるかもしれませんが・・・
(現在、研究開発しているメーカーはいくつかあるそうです)
とはいえ、一般住宅への応用はずっとずっと先の事だと思います。
そんな時代が来るまでは、塗装は人の手で行われます。
今回は職人の仕事を支える道具の一部を紹介したいと思います。
●ウールローラー
外壁塗装で最もよく使われるローラーといえば、「ウールローラー」です。見た目はフワフワした毛のついたローラーで、まるでミニモップのような形をしています。素材はナイロンやポリエステル、天然ウールなどです。
このウールローラーは“毛の長さ”によって用途が変わります。
毛が長めのタイプは、凹凸のある外壁にも塗料がしっかり入り込み、ムラなく塗れるのが特長です。逆に、毛が短めのタイプは、なめらかな面をより均一に美しく仕上げるのに向いています。
●砂骨ローラー
「砂骨ローラー(さこつローラー)」は、外壁塗装などで厚みのある塗膜と独特の模様をつける時に使います。ヘチマのような穴が開いており、この形状のローラーを使うことで、塗料に立体感が生まれます。力加減や塗るスピード、方向ひとつで模様の出方が変わるので、まさに職人の技が問われる道具です。
「刷毛(はけ)」は、外壁塗装において細部の仕上げや丁寧な塗り分け作業に欠かせない道具です。ローラーでは塗りにくい場所や、仕上がりに差が出やすい部分で、その力を発揮します。
例えば
・窓枠やドア周りなどの境界線
・外壁の角や入り組んだ場所
・凹凸のある模様の塗り残し防止
・細かい部分のタッチアップ(補修)作業
など
刷毛にも様々なサイズや、毛の種類があり塗料や施工内容に合わせて持ち替えています。
今回紹介したものはごく一部です。
このほかにも様々な道具や時には機械を使って塗装を行っています。
ご自宅の塗装の際には、職人がどんな道具を使っているかなど見てみてください。
アップルペイントは長野市をはじめ長野県、岐阜県で外壁塗装を行う専門企業です。
塗装に限らず、リフォーム全般を承っています。お家のことマルっとお任せください。