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2025年4月26日
私たちアップルペイントは外壁塗装の専門企業として創業から20年以上、長野市・松本市をはじめ長野県、岐阜県で住宅を地域密着で皆様の建物を守っています。
長く安心して住める家づくりのためのポイントをまとめてみました。ぜひ参考にしてみて下さい。
日本の建物は長持ちしないと言われることがあると思います。
実際にアメリカは約55年、イギリスは約77年、日本では約30年と、日本は諸外国に比べ住宅の建ててから解体までの平均年数が短いというデータが国土交通省から出ています。
背景には気象条件や地震発生頻度、文化や歴史など様々な要因が関係しているので、一概に横並びで比べることはできませんが、数字の上では海外の建物に比べると短い期間で取り壊されています。
ほとんどの場合、日本の住宅において建ててから30年で全く住めなくなってしまうような建物はありません。
なぜ、建物を解体し新築を建てていくのか。
理由の一つ目に住宅購入希望者の新築志向があります。約8割の方が住宅を購入するなら新築がよいと思っているそうです。
間取りやデザインを自由に選べる、新しいと気持ちがいい、中古だと耐震、断熱性に不安があるなどの理由から新築を希望する方が多いようです。
二つ目はライフスタイルの変化に対応していくためです。経済の成長に伴い生活様式はどんどんと変化していきました。世帯人数の変化、子供の成長といったライフステージの変化に応じて住居を更新してきました。そのため、ニーズに対応できない住宅は取り壊し新築を建てるというサイクルが生まれました。
他にも様々なことが考えられますが、このような要因から建物としての寿命では無く、ライフスタイルに合わせる形で住宅の選択方法が変わってきました。
建物の寿命を延ばす
建物は常に劣化していきます。しかし日々目にしているとその変化に気づきにくいものです。特に外壁、屋根は気づきにくい部分です。だから外壁・屋根は気付いた時には重大な破損になってしまっているなんてこともあります。外壁、屋根は躯体を守る大切な部分です。躯体が損傷してしまうとせっかくの住宅性能を活かすことができなくなってしまいます。
大きな損傷はその分修繕費も高くなる
建物に限ったことではないですが、小さな傷と大きな傷では直すのにかかる費用と時間が異なります。小さな修繕をコツコツ積み重ねていく方が建物のライフサイクルで見た場合のトータルの費用を抑えることができます。また、前述の建物の寿命を延ばすということにも繋がってきます。
資産としての建物を守る
日本には新築志向がありますが、昨今の様々な価格上昇に伴い、中古物件の市場も改めて見直されてきています。
建物は生活になくてはならないものですが、同時に資産でもあります。そのため、メンテナンスを行うという事は資産価値を維持するために大切なことなのです。
定期的な点検と長期的なメンテナンス計画
定期的な点検を行うことで、小さな変化に気づくことができるかもしれません。その時に対応することができれば少ない費用で済ませることができます。
外壁塗装や屋根塗装などは10年単位で考えられることが多いです。そしてそれなりに金額のかかる工事になってしまいます。なので、大まかな計画を立て、いざという時の出費に備えておきましょう。
水回りの確認
お風呂、トイレ、キッチンなど水回りはトラブルが多い箇所です。
特に建物にとって水は天敵です。漏水して壁材や床材、躯体にまで深刻な影響を与える可能性があります。
蛇口の水はきちんと正常に出るか、排水溝はスムーズに流れているか、水回りの床材は正常かなど日常的に気にかけておくといいかもしれません。
窓や扉のメンテナンス
窓や扉も需要です。正常に開け閉めできるか、ゆるみ・ゆがみは無いかなど確認しましょう。
また、湿気がたまりやすい窓は、外壁塗装の観点からみてもかなり重要な場所です。
サッシ回りのコーキングの劣化や、凍結よるサイディングの爆裂など、重大な損傷に繋がる可能性があります。
なにかあった時にDIYなどでご自身で直すことも出来るかもしれませんが、根本的な問題を解決できていなかったり、修復不可能な状態になってしまうケースもあります。
建物に関しては専門的な知識や、技術が必要になる部分が多くあります。また、建物に長く住むためにはメンテナンスは欠かせません。適切なメンテナンスを行うには、時に専門家の意見も必要になることもあります。ぜひ一度専門家の意見も聞いてみてください。
大切な建物を一緒に守っていきましょう。