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2023年4月22日
こんにちは!
江古野林檎です。(*^^*)
家には壁がなくてはならないものです。
周りの家を見渡しても、本当に様々なデザインの壁がありますよね。
見ているだけで楽しくなってきます( ̄ー ̄)
国内の住宅はサイディングと呼ばれる壁材がよく使われます。
サイディングとは板状の壁材で、予め工場で生産して建物に張り付けていきます。
工場生産のため、品質が安定していて、大量生産することでコストを抑えることができます。
(後述しますが、安価だということは一部例外があります)
サイディングの中にも以下のような種類があります。
・窯業(ようぎょう)系サイディング
最も多く住宅に使われています。そのシェアはなんと70%以上!
デザインが豊富で、サイディングの中では最も安価です。
セメントと繊維質などを高熱で成形します。
・金属系サイディング
金属を成形したもので、軽量、防水性能が高いといった特長があります。
割れるなどの劣化がないためメンテナンスサイクルが長いということもメリットとして挙げられます。
・樹脂系サイディング
アメリカなどでは主流ですが、日本だと取り扱いが少なく、単価も高いです。
耐久年数が長く、軽量、防水性に優れています。
しかし、国内では取り扱いが少ないため、デザインが少なく、施工業者を探すのも大変と言われています。
・木質系サイディング
木材を原料とする壁材です。窯業系に比べると高価です。
特長はなんといっても、木材の温もりのあるデザイン。
ただ、木材のためこまめなメンテナンスが必要となります。
このように一口にサイディングと言っても様々な種類があります。
サイディングによってメンテナンス方法も変わってきます。
ここでは、一番多く使われている窯業系サイディングに必要なメンテナンスのお話をしたいと思います。
一つ目、コーキング材の劣化。
サイディングを張り付けた際の、板と板の隙間を埋めるために、コーキング材を使用します。
板と板の隙間は重要で、サイディングは寒暖差で伸縮します。
その際に、サイディングがお互いにぶつかるのを防いだり、縮んだときに余計な隙間を作らないようにするためです。
そのため、コーキング材は伸縮性のある素材で作られています。
このコーキング材が劣化してくるとひび割れてきます。
ひび割れたらすぐダメになるのかというと、そうではないですが、少なくとも劣化のサインだということになります。
打ち替え、打ち増しの検討を始めてもいいかもしれません。
二つ目、塗膜の劣化。
窯業系サイディングは工場で生産される際に、表面を塗装していますが、この塗膜は劣化していきます。
塗膜が劣化し防水機能が低下するとサイディングに水が染み込み、反り、浮き、割れに発展する恐れがあります。
外壁を触り白い粉が付く(チョーキングと言います)と、塗膜の劣化のサインです。
これは塗膜が劣化して粉上になってしまっている状態です。
主な劣化のサインでした。
そのほかにもコケが付着しているといった状態も防水機能が劣化しているサインです。
外壁のチェックはインターネットで調べれはいろいろ出てきますが、その状態に対してどのように判断すればいいか、どのような対策をしたらいいかは、専門的な知識を必要とする場合があります。
アップルペイントでは外壁の診断を無料で行っています。
少しでも気になる方はお気軽にお問合せください。