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2023年2月17日
移住先としても人気のある長野県。その長野県はどんな気候特性があるのでしょうか。
また、その気候が建物にどのような影響を与えていくのか。
外壁塗装の観点から長野県の気候を見ていきたいと思います。
長野県は海から遠い地理的特徴があります。
このような土地では内陸性気候の特性がみられます。
内陸性気候はどのような特徴があるかというと、年間・一日の気温の変化が大きい、降水量が少なく、湿度が低いというものになります。
大きな気温の変化は外壁を伸縮させます。
例えば線路のレールも1本1本の間に隙間があり、熱で膨張した時にレールとレールが接触し歪まないようにできています。
同じように外壁も熱で膨張し、冷えることで収縮します。
サイディングボードや、ALCパネルなども収縮したときにの隙間を埋めて、伸縮を吸収するのがシーリングです。
とはいえ、長野県は南北に広がる面積の大きい県です。ですので、南と北、南信・北信で気候の様子が違ってきます。
特に冬場は、北信地域は季節風の影響で雪が多く降ります。しかし、中信・南信は雪はそれほど降らず、空気が乾燥しています。
長野県は雪が多いイメージを持たれがちですが、雪が多い地域はごく一部しかないんですよね。
あと、避暑地のイメージもあり、長野県は涼しいと思う方も多いと思いますが、そんなことはなく、夏は十分に暑いです。
もちろん、関東平野の気温などと比べると低いですが、それでも夏場は真夏日となる日も多いです。
湿度が低いので体感としては過ごしやすいと思います。
標高の高い地域や山間部はまた違い、ちゃんと涼しいです。
真夏の平均気温でみても、松本25℃前後、軽井沢20℃前後と気温差は5℃近くあります。
そして長野県の冬はやはり寒いです。北海道よりも寒くなることがあります。
2019年3月、富士山を除いて全国で最も低い気温を記録したのが長野県菅平でした。
なんと-17℃!(; ・`д・´)
冬というか、3月でいよいよ春になろうかというときです。
この時の原因は放射冷却でした。
長野県の多くは高い山脈に囲まれた盆地なので、風が弱く、晴れた夜は地表の熱がどんどん逃げていき、放射冷却の影響を強く受けます。
冬場は寒い朝がずっと続きます。
夏でも放射冷却が起きていて、長野の夏の夜に熱帯夜がほとんどないことが救いです。
このように変化に富んだ気候は、農作物や景観に大きな恩恵をもたらしてくれますが、建物はそうではありません。
常に外気の変化に晒されています。
外壁もその他の物質と同じで熱によって伸縮します。
建物は目に見えない所でダメージを蓄積していっているのです。
アップルペイントでは、その土地の特性を知ったプロが最適なご提案をいたします。
外壁はただ塗ればいいということではなく、守るということが目的です。
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