カテゴリー
2023年2月14日
こんにちは!(`・ω・´)
アップルペイントの江古野林檎です!
外壁塗料は配合される主となる成分で様々な種類に分類されています。
アクリル塗料、シリコン塗料、フッ素塗料など、それぞれ配合されているものによって性能も違ってきます。
アクリルやシリコンは日常的に見たり聞いたりすることがあると思います。
でも、フッ素って聞いてもピンとこない人が多いのではないでしょうか。一番身近なものは歯磨き粉ですかね。
日本で発売されている歯磨き粉のほとんどにフッ素が含まれていると言われています。
それでも、フッ素ってなんとなくイメージしにくいですよね。
今回は、フッ素について調べていきたいと思います(^^)/
まず初めに、フッ素とはそもそも何なのか・・・
フッ素は、元素周期表の9番目で元素記号はFです。
学生時代に、水兵、リーベ、僕の船なんていう語呂合わせしませんでしたか?
僕の船のFがフッ素です。
で、このフッ素ですが、様々な物質と反応してしまう性質をもっているので、基本的に単体では存在しないそうです。
化合物として安定した状態のものでしか保管することができません。
空気中の約80%を占める窒素みたいなものは、単体で存在していると言えますね。
フッ素を手に入れる主な手段には、蛍石(ほたるいし/けいせき、英語だとフローライト)から精製します。
蛍石の主成分はフッ化カルシウムで、フッ素とカルシウムが結合した物質でできています。
そうです、フッ素の元を辿ると鉱物に行きつくのです。
蛍石は加熱すると発光してはじける性質があり、その性質が蛍石の名前の元になっています。(非常に危険なので試してはいけません)
世界中で採掘されていますが、残念ながら日本では掘りつくしてしまい枯渇してしまっています(T_T)
さてそんなフッ素ですが、どのような性質があるのでしょうか。
・高耐熱性
・高耐候性
・耐薬品性
・耐摩耗性
・非粘着性
・絶縁性
以上のような性質があり樹脂系素材の中でも優れた性能を持っています。
外壁塗料をはじめとし、工業製品のコーティングの素材などで広く活用されています。
あ、そうそう、日常的に目にするフッ素が用いられた製品で、フライパンなどの調理器具がありましたね!
耐熱性、耐摩耗性や非粘着性といった性質が発揮されています。(´ω`*)
フッ素塗料は、耐久性が高く、メンテナンス頻度も下げることができるため、主にビルなどの足場を掛けることが困難な建物に使われてきました。東京スカイツリーもフッ素塗料が使われています。あと飛行機にも使われています。
近年はその性能の高さから一般住宅の塗装にも使われるようになってきています。
アップルペイントでは、フッ素塗料をご用意しています。
優れた耐候性、美観性、非粘着性に由来するセルフクリーニング効果などハイクオリティな塗料です。
高性能なため、シリコン塗料などに比べると高価ですが、その分の価値はあります。
建物を守るものだからこそ、高性能なものを選んでみるのもいいかもしれませんね。