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2015年6月1日
職人が魂を込めてなまこ装飾を一つひとつ丁寧に仕上げていきます。
形見本があるわけでも、ガイドラインがあるわけでもないのに、全部同じ形に成型してゆくのは凄技です。
なまこ装飾が完成し一度全体を真っ白く塗装します。
いよいよ完成も近くなって来ました。
なまこ装飾が白くクッキリと浮かび上がるように、壁との栄え全てにマスキングを。
蔵専用塗料で白は眩しいほどに白く、黒は漆喰のように深みのある黒へと塗装してゆきます。
あの大きく剥げ落ちた壁も、かけたなまこ装飾もすっかり分からなくなり蔵が生まれ変わりました。
また、長い間色んな形で蔵は活躍してくれそうです。
この改修工事は蔵を解体する費用程度で可能!って、凄いですよね。
長野県は、蔵が多いので是非この情報も広げて行きたい江古野です!