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2025年2月8日

初荷施工で行う『四方払いの儀』とは

本日は1月に行われた、初荷施工について書いていこうと思います。

初荷とは、新年になって最初に商品を工場や倉庫などから販売店に出荷することを言います。
新年の商いの始まりを祝い、繁栄繁盛を願う風習で江戸時代から始まったとされています。

当時は、旗やのぼりで美しく飾った車や馬を送り出していたそうですが、現在は流通形式が変わり、旗やのぼりを付けて車を走らせると危険性や物流の円滑化のための行事の縮小化などもあり、今では初荷を目にすることも耳にすることも無くなってしまいました。

アップルペイントも新年始まってからの施工は、初荷施工として縁起ものとして施工させていただいています。
その中で四方払いと呼ばれる儀式も行っておりますので、次に四方払いのお話をします。

まず、『四方払い』とは建設工事などの現場で工事の安全を祈願して行われる儀式で、新年の仕事はじめの塗装工事に入る際に工事の安全とお施主様ご家族のご多幸とご健康を祈願して行わせていただいてます。

そもそも、日本ではいつ四方払いを始めたのでしょうか。

その起源は642年(皇極1)8月に皇極天皇が南淵の河上で四方を拝し雨を祈ったのが始まりだそうですが、お正月の恒例となるのは、平安時代に入ってからで宇多天皇時代の890年(寛平2)に始まったといわれてるそうです。

すごく長い歴史がありますね。
アップルペイントも創業以来ずっとこの行事を行っており、お客様に少しでも気持ちよく工事を受けていただきたいなと思っています。

それでは、今年のアップルペイントが行った『四方払い』の様子を見てみましょう。

四方払いで使用するお神酒とお塩です。

鬼門である北東・南東・南西・北西からに右回りでお家の四方をお神酒と塩で祓っていきます。

ゆっくり、ゆっくりと祈りながら回りました。

最後はお施主様、営業、施工管理部、職人で本年のご多幸を願い挨拶をさせていただき、新年の塗装工事をスタートさせて頂きました。
毎年、初荷施工はとても人気が高く予約はすぐに埋まってしまいます。やはり、日本人に刻まれた伝統を守る心があるからでしょうか。

外壁塗装・屋根の塗装でお手伝いできる事がありましたら、いつでもご相談ください。

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